3月11日14時46分、東北沖で強い地震が発生しました。
当日、市街のデパートの5階にいた私と子どもたち。
初めはゆっくりとした揺れに気がつきませんでした。
だんだんと強くなり、長い揺れ。
東海地震か?と思いながら、でもそれにしては大きくない?と思いながら、揺れがおさまるのを待ちました。
すぐさま、携帯で地震情報を見ると「東北三陸沖震度7」という数字が目に飛び込んできました。
震度7にも驚きましたが、数日前にもここは地震があったような??その時も震度6だったのだから、大丈夫だろうと・・・。
耐震のデパートだった為、5階では相当揺れたと思います。
エレベーターもストップ。
500キロも離れたここまで揺れを感じるもんなのか?と思いながらも、まだ楽観視した自分がいました。
余震の心配もあった為、その後のチビのスイミングは止めて家に帰りました。
そこでつけたテレビでの映像に言葉を失いました。
大きな船が波に押し流されている・・・。
津波だ。
しかも尋常じゃない映像。
子どもたちも「何これ?」と。
しかも大津波警報が発令されており、何波と押し寄せる津波。
その後、原発にも問題が発生しました。
たくさんの方が亡くなった震災。
そして流された家・人・・・。
関東出身の私は、何度も東北にも行きました。
その東北が・・・地元お隣の県の惨状。
言葉では言い表せないほどの辛く悲しい現実。
東海地震が叫ばれている今、地震・津波・原発と全く同じ環境にある東北の地震が人事には思えず、感情移入をしてしまった私。
ここで同じ事が起きたら・・・
津波で被害にあった方も、ここまで津波が押し寄せてくるとは思っていなかったような気がします。
来たとしても、もっとゆっくり、もっと軽くと思っていたのではないでしょうか?
津波訓練もある地域でのたくさんの犠牲者が出たのがそれを物語っている気がします。
防潮堤の高さ10mを乗り越えてくる津波が来ると誰が思えたでしょうか?
M9.0日本での最大級の地震。
今もなお、M6.0やM5.9の余震が続いています。
阪神大震災の時、復興に10年かかった兵庫県。
それを上回る被害。
まだ身元が確認されていない御遺体もたくさんあります。
不明者も大勢います。
1人でも多くの不明者・御遺体が、家族の元に帰れる事を願っています。