私の友達の息子さんがこの世を去った。
まだ1歳にもなってない小さな子が、この世を去った。
3人目の赤ちゃんには先天性の代謝異常の病気がありました。
生まれて退院して、1ヶ月はおうちで過ごせたのに、その後体重の減少があり検査入院。
大きな病院に転院して診断が下ってました。
ICUをずっと出れなく、近年見つかった病気で治療法がなく少しずつ成長に体が追いつけなくなり、色々な臓器に負担がかかり・・・最後を迎えました。
長男君がチビと同級生で仲良くなった彼女。
看護婦さんで、きちんと病気を覚悟してる感じだったけど、一度だけその話になったら涙を流してた。
そうだよね。
受け入れきれてるわけないよね。
自分の子だもんね。
彼女の「健康が一番だよ」と言う言葉の重みを、祖母からも聞いたなぁ。
母が亡くなって、母の兄が亡くなって・・・祖母は2人の子どもを見送った。
その祖母が「心も体も健康が一番よ」としみじみ言っていた。
そうだね。
私は早くに母を亡くしてるから、身内を亡くす寂しさだけは分かる。
でも我が子を亡くす寂しさは、どんなに考えても分からない。
そして彼女が「もうそろそろ寿命がきそうなんだ」とポツリとつぶやいた日から数日後に、小さなあの子は亡くなった。
やっと家に帰って来れたね。
2人のお兄ちゃんにも抱きしめてもらえるね。
辛かった人生でもあっただろうけど、とっても愛されてたよね。
君がこの世に生まれて、一生懸命生きようとした事を、私は忘れない。
君がお母さんに愛されていた事も、決して忘れないよ。
彼女の支えには到底なれないけど、彼女が落着いたら話を沢山聞こう。
私も母の事で、友達に聞いてもらって少しはぽっかり空いた穴が埋められたから。
そしてわが子と一緒に暮らせる幸せ・健康な事へ心から感謝しよう。
○○君、お疲れ様。
これからはお空の上で家族を見守ってね。
お空を沢山駈けずり回ってね。
ご冥福をお祈りします。