本日、祖母が施設に入所しました。
老健なので、1年間の入所予定です。
今までデイサービスを週2回利用しながら、伯母の家で暮らしてきた祖母ですが、1人で昼間置いておく事が不可能な状況になりつつあり、伯母もまだ仕事をしているので悩んでいました。
「私が仕事を辞めればいいと思う?でも私の人生って何なの?って思っちゃうんだよね・・・。」と伯母。
私の母の姉ですが、母も甘えん坊で離婚していたので、伯母を頼った生活をしてきました。
また母の兄も、病気をし伯母が病院へ行ったりやり取りをしてきました。
もちろん祖母も、その部分は完全に伯母を頼って生きていたと思います。
子どももいなく、しっかり者の長女の伯母。
家族を大切にするあまり、関係が深かったのだと思います。
それに伯父が理解を示し、協力してきているのはなかなかすごい事だと思います。
だから余計に、私の中では伯母夫婦は「家族」なんだと思います。
そんな一生懸命にやってきた伯母からの相談に「家で面倒みなよ」とは言えません。
というか、介護の世界で働くようになり、尚更「家では無理」と思えるのです。
お互いにとって、離れる事は大変だと思うけど現状それが一番。
初めは、私の働いている施設も視野に入ってました。
伯母の家からは遠くなるけど、私が毎日会えるのでそれもいいだろうと。
祖母も「メンコの所に行く」と言っていたそうだ。
でも、まずは1年、ずっとお世話になっていたデイがある施設でやってみる事になりました。
最長2年まではいられるので、その後はまた考えるとの事で。
リハをすれば確実に今よりもよくなり、家での生活も出来るかもしれません。
そうなるといいけどね。
祖母の「こんなになってまで生きてるって辛いよ。」との言葉。
「神様が与えた命だからね。自分で終わりに出来ないんだよ。」と伝えると「そうか・・・そうだよね」と。
91歳。
祖母には長生きして欲しいと思ってるけど、心のどこかでもうゆっくりさせたい気持ちも出てきました。
誰かに介護されながら生きるって、やっぱりショックで大変だと感じるから。
そんな気持ちを心に、今日も仕事に行き同じような環境の方々と接する自分。
今日もおばあちゃんもこんな風に生活してるのかな?と思いながら日々仕事に励んでいこうと思います。
今回、実家に行って祖母の手助けを数日しました。
その夜、チビが「ママ、ママはいつもおじいちゃんやおばあちゃんにこんな風にお仕事してるの?」と聞いてきました。
「そうだよ」と答えると「ふ〜ん」と笑顔のチビでした。
母親がどんな仕事をしてるかをちょっとだけ感じてくれたチビ。
その時の、自慢げな笑顔を忘れないでいたいです。